冨士２４時間　スーパー耐久レース

２４時間レース、結果報告です
２９日水曜日に富士スピードウェイに移動して、設営、セットアップなどをして、翌日からの走行に備えました。
３０日テスト走行は、２４時間レースと言うこともあり、マシンの温存に重きを置いて練習しました。
Ａドライバー大塚に各ドライバーの走行車載動画をチェックしてもらい「ここでは、こんな風に」とか、、、「これはやめてください」などなど、各ドライバーにドライビングのレクチャーもしてもらいながら、車のセットアップもおこなってもらいました。

決勝当日、華やかなグリットウォーク、キャンギャル８名、メーテル２人、オリンピックお兄さんにも来て頂き、、、大盛り上がりで、１５時のスタートを迎えました。

キャプテンハーロックレーシングチームは、今回の２４時間レースを、６名のドライバーで戦いました。
６名のうちで、昼夜間乗れるのが４人、昼間しか乗れないドライバーが２名という規定があり、スタートドライバーに昼間しか走れないドライバーを起用することにしました。
Ｅドラ赤星選手からのスタートで、二時間を走ってもらい、Ｆドライバー小串選手に交代、、夜間走行が始まる少し前に、Ｃドライバー仙波選手に交代、、、、、
日が落ちて、気温も下がりはじめ、車への負担が減ったときに、Ａドライバー大塚にハイペースで走行してもらう作戦です。
Ａ大塚→Ｄ首藤→Ｂ吉田→Ａ大塚と、ここまでノントラブルで、夜間走行時間を消化しました。
Ａ大塚から、Ｅ赤星に変わるタイミングで、規定ピットストップ（１０分）を消化して、赤星選手に交代。
Ｅ赤星選手から、Ｆ小串選手に交代、、、、次に、タイヤ交換つきでＤ首藤選手に交代したのですが、このとき、我アルカディア号から、トラブルを知らせるかすかな声が聞こえてきました。
はずした左リヤホイルの内側にグリスがべっとり付いているのを、チーフメカニック、板橋が気づいたのです。
とっさに、ドライブシャフトからグリスが出てきていると考え、コース上でトラブルがでた場合、ロスタイムがからりとられてしまうので、すぐに無線でＤ首藤ドライバーにピットインを要請。
ドライブシャフト部品を用意して、ピットでＤ首藤選手を待ちます。
ピットインしてきた車両の左ドライブシャフトを交換、、、、
緊迫した空気、１秒でも早くコースに戻したい気持ち、キンキンに熱くなってる部品、、、、
ここで、判断ミスを生んでしまいました。
ドライブシャフトを交換、コースに戻したのですが、すぐに、ブレーキが効かないと無線が入ってきてしまい、もう１度ピットイン。
グリスは、ドライブシャフトではなく、ハブから出てきていたようで、ハブが爆発、ＡＢＳセンサーが熱で溶け落ち、プラスチック部品が発火、炎上していました。
損傷部品を交換、Ａ大塚に交代して、コース復帰、、、、、
次に、Ｅ赤星に交代、、、、
レース残り、２時間３０分で、Ｂ吉田に交代、、、この時点で順位は７番手
何とか、燃費走行で走りきり、７番手をキープと思っていたのですが、７ラップ前を走る２８号車がピットストップ！
あわてて、フルプッシュ！７ラップを取り返し、抜いて６番手に浮上できました。
最後チェッカードライバーの仙波選手にたすきを渡し、、、、、６位入賞で、２４時間レースを終えることができました。